「そんな装備で大丈夫か」「大丈夫だ、問題ない」のフレーズがネットでも流行したエルシャダイ、発売当日に購入したわけですが。
そんなゲームで大丈夫か – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/04/28/5424
購入前と購入後数時間プレイした後のテンションはこんなかんじ。
【購入前】
「そんなゲームで大丈夫か」「大丈夫だ、問題ない」【プレイ後】
「そんなゲームで大丈夫か」「……、一番いいのを頼む……。」
体験版は鬼武者ライクで好みかなと思ってたんだけど、プレイしてみると印象が全然違う。あれだね、試食コーナーで食べるソーセージはやたらうまく感じるんだけど、うちに持って帰って食べるとそこまででもないという感じといいますか。
敵と戦うアクションはそれほど悪くないんだけど、出てくる敵がかなり単調で、いまのところボス以外はほとんど同じ敵の繰り返し。ゲームプレイの序盤も一通りの武器がそろうまでのチュートリアルが長くてやらされてる感が強く、序盤戦で飽きてしまいそうになりました。
それでもこのエントリーを読んで「もうちょっとがんばってみるかな」と奮起はしたのですが。
武器の3すくみを覚えてからが本番か!?エルシャダイ・ファーストインプレッション|M☆G☆M+etc…
http://ameblo.jp/kentworld/entry-10874938734.html
3すくみが出てからも敵の単調さは変わらず、一番楽しいはずのアクションが作業ゲー的で楽しめない。また、キャラクターの操作感も思ったように動かせなくて、気持ちよく敵を倒している感じがイマイチしない。鬼武者はバサバサ倒せて気持ちよかったんだけど、エルシャダイはどっちかというと連打で倒す感覚に近いんだよなあ。ワンテンポずらしてガードを崩すという攻撃方法もあるけど、ガードしたかどうかを判別しているとその間に攻撃喰らってしまって、最初から「ガード崩すよ!」という前提でないとうまくだせなかったりもするし、多彩な攻撃方法があまり活かせておりません。
アクションゲームパート以外には横スクロールのジャンプゲームパートもあるんだけど、ここも操作感がいまいちで思ったようにジャンプできずツルツル落ちて死んでしまう。プレイがへたくそと言われてしまえばそれまでなんだけど、思ったように動かせないのでストレスがたまってしまいます。
そもそものシナリオがまったくわけわからず、自分が何のために戦っているのかがよくわからないのでシナリオに入り込めないのが辛い。なんかシナリオや世界観が斜め上過ぎてすごく遠いんだよなあ。
発売前の話題が先行してしまいすぎたけど、ゲームとしての評価ではなく話題だけで盛り上がっていたのだからゲームとしては仕方ないのかな。自分自身、話のタネに買ってみたところもあるので当然の結果でもあるのだけれど、やっぱり体験版と実際にプレイするのではだいぶ違うものですねということを改めて認識するいい機会でした。
El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON